2009年8月31日月曜日

無料相談員

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

今日は、無料相談員の話です。

弁理士会の関東支部では、虎ノ門にある弁理士会館で無料相談を行っています。

この無料相談は、ある程度経験のある弁理士に、30分間相談できます。

よく利用されている人もいるらしく、本日相談を受けた方の一人は、相談を利用したのは3回目だと言っていました。

個人の発明家の方などは、利用してみたらいかがでしょうか。

お読み頂きありがとうございました。

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2009年8月27日木曜日

中国第三回特許法改正--審査指南改正案が一部翻訳されました

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

今日は、中国第三回特許法改正の審査指南改正案が一部翻訳された話です。

ご存知のかたも多いかと思いますが、JETRO北京が審査指南の改正案を一部翻訳しました。

  審査指南改正案

遺伝子資源の由来の開示についてもありますので、中国でビジネスを行われる方は確認されたほうが良いかと思います。

お読み頂きありがとうございました。

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2009年8月26日水曜日

セミナーをやります。

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

9月11日に、「理系アタマのつくり方」を出版された四ッ柳さんと一緒にチャレンジゲートでセミナーを行います。

場所:ドリームゲート本部(東京都新宿区四谷1-18 綿半野原ビル別館8F)
日時:9月11日 19時から21時
対象:技術系のベンチャーの立ち上げを考えている方
内容:ビジネスに勝つために、アイデアを産みだし、
   ブラッシュアップしていく方法や、
   そのアイデアを守る方法のポイントを、
   他社の失敗事例を交えつつ、60分間でお伝えします。
費用:3000円

皆さんのご参加をお待ちしております。

お読み頂きありがとうございました。

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2009年8月19日水曜日

知的財産法で見る中国

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

今日は、知的財産法で見る中国の話です。

先日、「知的財産法で見る中国」を読み終えました。

この本は、中国の知的財産法を日本法と比較しつつ、コンパクトにまとまっているので、全体像をつかむのに良い本だと思います。

また、本の後半に中国の知財判例が50ケース記載されており、勉強になりました。

中国の知的財産法に興味のあるかたは、読まれてもいいのではないでしょうか。

お読み頂きありがとうございました。

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2009年8月17日月曜日

模倣大国 一位は中国 二位はどこ?

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

今日は、模倣大国の話です。

日本企業が中国で模倣被害に遭遇していることは皆さんご存じだと思います。

特許庁の調査によれば、中国における模倣被害総額は178 億4 千万円だそうです。

同調査によれば、日本企業が二番目に被害に遭遇している国では、被害総額は42億6千万円だそうです。

その国はどこでしょう。。。

・・・

・・・

実は、日本です。

日本企業が、二番目に模倣被害に遭遇しているのは、日本なのです。

そう思うと、中国に対して対策をたてるのはもちろん大切ですが、日本でも対策を立てるのも重要だと思います。

お読み頂きありがとうございました。

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2009年8月15日土曜日

米国で特許訴訟に負けた場合の損害賠償額

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

今日は、米国で特許訴訟に負けた場合の損害賠償額の話です。

先日、Microsoftがテキサス州の地裁で特許訴訟に負けました。

XML, .DOCX or DOCM filesを開くことのできるWord製品を販売できなくなるそうです。

さらに、損害賠償額がいくらだと思いますか?

なんと、$290 million(日本円では、約275億円)です。

日本での損害賠償請求の最高額が84億円(後に特許が無効になりましたが...)ですので、アメリカの損害賠償請求額がどれほど高いか想像できますよね。

今回使われた特許権は、米国特許5787449で、パテントファミリーをざっと見た限りでは、日本には出願されていないようです。

<参考>

 原告のi4iのプレスリリース

 この特許の請求項1

  1. A computer system for the manipulation of the architecture and content of a document having a plurality of metacodes and content by producing a first map of metacodes and their addresses of use in association with mapped content; said system comprising:

  metacode map distinct storage means;
  means for providing a menu of metacodes to said metacode storage means;
  and means for compiling said metacodes of the menu by locating, detecting and addressing the metacodes in the document to constitute the map and storing the map in the metacode storage means; and
  means for resolving the content and the metacode map into the document.

お読み頂きありがとうございました。

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2009年8月13日木曜日

中国の商標弁理士制度・信用できる人を探さないと大変だ!

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

今日は、中国の商標弁理士制度の話です。

中国の商標弁理士は、約4万人です。

これに対して、日本の弁理士は約8000人ですので、約5倍です。

しかし、5年以上の実務経験があり、日本語がわかる人は、500人以下だそうです。

中国では、2003年2月頃に商標代理事務所の設立審査及び商標弁理士資格試験と認定制度を廃止し、商標代理事務を開放させました。
(ようは、規制緩和ですね。)

商標代理会社・事務所の設立条件は、原則として民事行為能力を有する18歳の公民であれば、誰でも商標代理事務所を設立し、商標代行手続が可能になりました。

現在では、商標弁理士と名乗るのに国家工商行政管理総局への登記や登録、中華商標協会への登録手続は一切要りません。

つまり、商標法どころか法律とは全く縁のない全く未経験の人が、突然商標代理人と名乗れるようになったのです。

このため、現在、全国の商標代理会社・事務所が2003年の200社以下より2009年5月の4300社までに激増した一方、品質の低下や詐欺事件なども度々発生しているそうです。

このため、2005年の末頃、国家工商行政管理総局は商標代理会社・事務所の設立要件と商標弁理士資格試験などを回復しようという「商標代理管理条例(草案)」を発布したのですが、まだ改正中の状態です。

この条例が採択されれば、商標弁理士資格試験も回復されるはずです。その際、設立要件や試験資格を満たさず廃業せざるをえない代理会社・事務所はかなりあると思います。

自分は、旧制度で合格された10年近い経験を持つ商標弁理士が友達ですので、変な商標弁理士とのトラブルは経験していませんが、初めての方や、コネが無い方だと大変だと思います。

きちんと中国商標弁理士を選んでくださいね。

お読み頂きありがとうございました。

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2009年8月12日水曜日

医療・バイオの特許対象が広がる?

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

現在、「産業上利用することができる発明」の改訂審査基準(案)及び
「医薬発明」の改訂審査基準(案)に対するパブコメが募集されています。

特許庁のパブコメのサイト (9月5日まで)

バイオ・医療関係の方には、特許の対象が広がるので、自社の技術の権利化を考える必要もありますし、
他社の権利を侵害するリスクも高まるので、一度ご確認された方が良いかと思います。

お読み頂きありがとうございました。

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