こんにちは、
プロシード国際特許商標事務所弁理士の鈴木康介です。
今日は、特許流通はオープンイノベーションと関係ないという話です。
自分は、特許と技術流通は、オープンイノベーションと関係あると思っていますが、特許のみの流通は、オープンイノベーションと関係ないと思っています。
以下の2つのケースを挙げます。
ケース1 他社の特許権のみを購入
例えば、新しい検索技術を開発したが、某社の不使用特許権を侵害しそうだという場合に、購入するケースが該当します。
特許権を購入することで事業はできるようになるかもしれませんが、自社で開発している(自前の技術な)ので、開発スピードが速まるようなことはないと思います。
このため、特許のみの流通はオープンイノベーションと関係ないと思っています。
ケース2 他社の特許権と技術を購入
例えば、ポテトチップスに絵を印刷する技術が欲しいので、他社から技術を導入し、さらに、他社の参入を防ぐために、特許権を購入するケースなどが該当します。
この場合、他社の技術も導入しているので、開発スピードが速まると思います。
この技術と特許の流通が促進すると、新たなビジネスが生まれてくると期待しています。
お読み頂きありがとうございました。
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2010年5月9日日曜日
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