プロシード国際特許商標事務所弁理士の鈴木康介です。
今日は、iPad中国商標問題の話です。
なぜ、アップルは、中国で商標権侵害とされると問題なのでしょうか?
中国の市場は確かに大きいですが、アメリカやヨーロッパや日本と他にも市場が存在します。
このため、仮に、商標権侵害として中国で販売を差止されても、商標権侵害をしていない他の市場では販売することが可能ですので、そこで勝負できます。
実は、中国は模倣品の製造拠点となりがちなので、中国で商標権侵害された場合に、日本企業を含め外資系企業が、その製品の輸出差止を求めることがあります。
今回のiPadの場合は、逆にアップルが輸出差止が求められたようです。
ご存知の通り、iPadは中国の工場で生産されています。
このため、中国でiPadの輸出差止が認められると、世界中で新しいiPadの販売が困難になります。
展開によってはアップルにとっても、新しいiPadを待つ多くのユーザにとっても厳しい事態になる可能性もあります。
(自分は幸いなことに購入できましたが。。。)
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