2009年2月10日火曜日

3C

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

今日は、3Cの話です。

3Cってご存知ですか?

ケーキのC3(シーキューブ)とは違います。

もちろん、結婚の条件の3C(Comfortable,Communicative,Cooperative)でもありません。

3Cとは、Customer(顧客),Competitor(競合),Company(自社)の頭文字を集めたビジネス用語で、経営戦略などを立てるときのフレームワークです。

このフレームワークは、顧客、競合、自社の観点から、そのビジネスのKSF(key success factor 成功の要因)を探ります。

元々は、元マッキンゼー(Mckinsey & company)の大前氏が提唱したフレームワークです。

このフレームワークは、経営戦略やマーケティング戦略の構築に使われているようですが、知的財産の分野でも応用できると思います。

例えば、ある特許権や、商標権の出願申請が

 1.自社の顧客にとって、何が重要か?

 2.競合にとって、何が重要か?

 3.自社にとって、何が重要か?

などを考えることによって、事業上重要なものがわかり、費用対効果の高い知的財産権のポートフォリオを構築することができます。

プロシード国際特許商標事務所では、出願相談の時に、これらの観点からヒヤリングをするように心がけています。

意味のある権利形成をお手伝いしたいので。。。

お読み頂きありがとうございました。

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