こんにちは、
プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。
今日は、巧虎に見る中国でのローカライズの話です。
先日、日経新聞で巧虎の話がでておりました。
巧虎ってご存知ですか?
巧虎は、日本語では、しまじろうと呼ばれていて、ベネッセのこどもちゃれんじ中国語版での名前です。
自分ももともとは、上海に駐在中の従兄弟から巧虎について聞きました。
彼は、中国語を子供に勉強させようと思って、こどもちゃれんじ中国語版を買い与えたそうです。
そこで、自分たちも興味を持って、入手してみました。
こどもちゃれんじの日本語版と、中国語版とを比べてみると、コンテンツの半分ぐらいは同じです。
主な違いは以下のところです。
1.言葉(日本語版では、ひらがなを教える。中国語では、漢字を教える。)
2.乗り物(例えば、日本語版では、日本の乗り物を説明する。中国語版では、中国の乗り物を説明する。)
3.文化(例えば、正月の過ごし方や、食事)
4.子供やお姉さん(例えば、日本語版では、日本人、中国語版では、中国人)
このように、中国語版独自のコンテンツを半分近く作っているため、義理の父母も安心して、孫に見せられる物になっていました。
(彼らに言わせると、中国のアニメと勘違いするぐらい、よく配慮しているようです。)
中国でのローカライズをするならば、巧虎ぐらいローカライズすると、中国市場に受け入れられやすいのではないかと思います。
お読み頂きありがとうございました。
2009年2月25日水曜日
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