プロシード国際特許商標事務所弁理士の鈴木康介です。
今日は、中国の法律上書面形式で、契約書が無いときの取り扱いの話です。
法律上書面形式が必要な場合で、契約書が無いとき、原則として契約は締結できません※1。
しかし、何事にも例外があります。
契約の一方の当事者が、既に義務を履行し、さらに相手方がそれを認めている場合には、契約が締結されているとされます※2。
また、契約書が出来る前に、契約の一方の当事者が、既に義務を履行し、さらに相手方がそれを認めている場合には、契約が締結されているとされます※3。
ただ、個人的には、「相手方がそれを認めている」という要件を満たすのが難しいと思っています。
特に、相手方が、「急いでいるので、契約書は後で。。。」と言う場合に、様々な可能性がありますので、ご注意ください。
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<参考> ※1 中华人民共和国合同法 第十条
当事人订立合同,有书面形式、口头形式和其他形式。
法律、行政法规规定采用书面形式的,应当采用书面形式。当事人约定采用书面形式的,应当采用书面形式。
※2 中华人民共和国合同法 第三十六条
法律、行政法规规定或者当事人约定采用书面形式订立合同,当事人未采用书面形式但一方已经履行主要义务,对方接受的,该合同成立。
※3 中华人民共和国合同法 第三十七条
采用合同书形式订立合同,在签字或者盖章之前,当事人一方已经履行主要义务,对方接受的,该合同成立。 お読み頂きありがとうございました。
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