プロシード国際特許商標事務所弁理士の鈴木康介です。
今日は、被災地へのお金の流れ方の話です。
本日、前の会社の集まりで、被災地に行ってこられた方の話を聞かせて頂きました。
被災地へお金を流すには、以下の4つの方法があると思います。
1.ふるさと納税※1
メリット:地元復興に直接つながると言われていました。
ご自身の地元が被災されている場合には、よい選択しかもしれません。
デメリット:役所も破壊されているので、資金が有効活用されるまで時間がかかるかもしれません。
2.義捐金(赤十字や共同募金)
メリット:被災者の方に直接渡されます。
デメリット:被災者の方にお金が行くまでに時間がかかります。
阪神淡路大震災の頃は、10ヶ月近くかかったそうです。
集まった義捐金を分配するためには、色々と手続が必要だからだそうです。
3.NPOへの寄付※2
メリット:今現地で活躍している方にお金が行きます。
例えば、オックスファムジャパンは、携帯ラジオ15,000個を被災地の方々に配布するそうですし※3、
国境なき医師団は、医師を被災地に派遣しています※4。
デメリット:何処に寄付したらよいかなかなかわからないことです。
4.復興ファンドの購入(例えば、野村證券)
メリット:出したお金が増えるかもしれません。
デメリット:信託報酬の一部を寄付するので、お金が現地に行くタイミングが遅くなります。
個人的には、初期に実績のあるNPOに現地で活動してもらい、復興期に寄付金やふるさと納税を出来ればいいと考えています。
阪神淡路大震災でも復興までに10年近くかかったと聞いています。
今回の大地震も復興するまでにそれ以上の時間がかかるでしょう。
継続的に関与していきたいと思っています。
お読み頂きありがとうございました。
ご指摘やコメントを頂ければ幸いです。
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<参考>
※1 総務省のサイト
※2 Give Oneのスタッフブログ
※3 オックスファムのサイト
※4 国境なき医師団のサイト
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