2008年11月28日金曜日
そのビジネスプランを発表する前に気をつけること
こんにちは、
プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。
今日は、ビジネスプランを発表する前に気をつけることの話です。
現在、私がアドバイザーを務めているドリームゲートでビジネスプランコンテストの告知が始まりました。
以下、その概要です。
【主催】
ドリームゲート
【テーマ】
フリーテーマ(どのようなテーマのビジネスプランでもかまいません。)
【特典】
1.マッチング
ファイナリスト(7名)は、100名のオーナー経営者、起業家の前でプレゼンテーションができます。
著名なメンター経営者、有識者、投資家とマッチングのチャンスがあります。
2.PR
ファイナリスト(7名)は、ドリームゲートWEBサイト内専用ページにて
継続的に広報しPRを支援します。(月間350万PV)
3.賞金
ドリームゲート大賞(1名)に選ばれた方には、
スタートアップ資金として賞金100万円を授与します。
【選考フロー】
●応募締め切り : 2009年2月8日(日)
●1次選考(書類選考): 2009年2月9日(月)~ 2月13日(金)
※1次選考を通過した方は、ドリームゲート本部から直接ご連絡いたします。
●2次選考(プレゼンテーション選考):
【大阪】 2009年2月21日(土)14時~ 会場 : 未定
【東京】 2009年2月22日(日)14時~ 会場 : ドリームゲート本部
※1次選考を通過した約20名(東京・大阪:各10名前後)が、
ドリームゲート代表・松谷を含む3名の選考委員の前でプレゼンテーションを行います。
●最終選考(グランプリファイナル):
【東京】 2009年3月11日(水)16時~ 会場 : ANAインターコンチネンタルホテル東京(溜池)
※2次選考の成績上位7名がファイナリストとして、最終プレゼンテーションを行います。
7名の審査委員、100名のオーナー経営者の投票によりドリームゲート大賞を決定します。
【募集ページ】
http://www.dreamgate.gr.jp/gp/gp09/
本題!
このようなビジネスプランコンテストで発表した後に、特許権など取れますか?という質問を受けました。
基本的にビジネスプランコンテストで発表すると特許権はとれません。
特許権は、一般に知られていない発明にしか与えられないからです。
このため、技術系の起業を考えている方は、大変だと思いますが、ビジネスプランコンテストの準備と並行して、特許権の取得の準備をされたほうがいいですよ。
知財関係で、お手伝いする必要あれば、私もドリームゲートで無料相談も受け付けているので、お気軽にご相談ください。、
また、守秘義務がない人に知られちゃうとだめなので、ベンチャーキャピタルの人や、起業支援のコンサルタントと話すときも一応、守秘義務を確認してみてください。
ちなみに、弁理士は、弁理士法に守秘義務規定があり、これを破ると罰金や、禁固刑となるので、安心してご相談ください。
もっとも、ほとんどの弁理士は、罰則が仮になくてもプロとして、守秘義務は守ると思いますけどね。
<今日のまとめ>
1.ビジネスプランを発表すると基本的にその内容で特許権が取れなくなる。
お読み頂きありがとうございました。
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