2010年6月22日火曜日

中国初の国際知的財産権取引所が天津に設立

こんにちは、
プロシード国際特許商標事務所弁理士の鈴木康介です。


今日は、中国初の国際知的財産権取引所が天津に設立した話です。


「北方技術交易市場、シンガポール知的財産権取引所、天津市知的財産権サービスセンターが共同で投資して設立した、中国初の国際化・専門化・市場化の知的財産権国際取引所となる天津濱海国際知的財産権取引所が6月10日、天津で成立した。
同取引所は国のマクロ経済政策、産業政策および地域発展政策に照らし、知的財産権を中心に市場の需要を踏まえて、知的財産権の再開発と技術の商品化のために国内外の資金を誘致し、自主知的財産権を有する重大イノベーション成果の実用化に向け資金繰り支援を行う。」
JETRO 北京より

知財が流通するためのインフラが整ってきました。

ただ、知的財産権の価値は、保有者や、その目的によって異なるので、知的財産権を売買するためには、適切な評価が重要になってきます。

弁理士会でも長年にわたり価値評価推進センターで知的財産権の評価手法を調査研究してきました。

日本の評価手法と中国・シンガポールの評価手法との意見交換などをして、日本のユーザにとってさらに使いやすい評価手法を調査・研究していきたいと思います。

お読み頂きありがとうございました。


Twitter 始めました

@japanipsystem

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