2009年3月25日水曜日

産業構造の変化

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

今日は、産業構造の変化の話です。

本日、日本経済の勝ち方 太陽エネルギー革命 (文春新書)という本を読みました。

乱暴ではありますが、この本を要約すると、太陽光発電をして、電気自動車を使おう!という内容で、太陽光発電や、電気自動車の分野の将来性と著者のこの分野への期待が伝わってきます。

また、環境問題、特に、CO2排出や、代替エネルギーに興味があるけど、知識があまりない自分のような人にはお勧めの本です。

しかし、自分にとって一番勉強になったのは、著者の意図からはずれ、現在のガソリン自動車は、インテグラル(すり合わせ)型の製品ですが、電気自動車は、モジュラー型の製品になると書かれていたことでした。

モジュラー型の製品では、自社の技術と、保有している特許権とを技術標準に入れることが重要になってきます。

自動車産業の変化は、様々な産業に波及すると思うので、今後、技術標準化を意図した特許出願がより重要になってくるでしょう。

お読み頂きありがとうございました。

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