2009年11月22日日曜日

特許戦略論(書籍紹介)

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

今日は、先日購入した特許戦略論 (特許戦略実践の理論とノウハウ)の感想です。

印象に残ったこと

○特許権のマジックナンバーは5?

 著者の体験から、権利行使には、5つの特許権が必要と書かれていました。

 無効率を80%と仮定しても、5つの特許権があれば、すべてが無効になるのは33%となります。

 このため、5つ以上の特許権で権利行使をした場合、相手が戦意喪失をする。

 某総合電機メーカの元特許活用センタ長と話したときも、権利行使する際には、保有している特許権の中から、交渉に使えそうな特許権を5つ以上探し、使える特許権を5つ以上持って交渉に行くとたいてい勝てると言っていました。

 特許権が5つというのは、経験則として、一般化できそうな気がしています。

お読み頂きありがとうございました。

応援のクリック よろしくお願いします。にほんブログ村 士業ブログへ

0 件のコメント: