2009年4月23日木曜日

特許権と、商標権及び意匠権の違い

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所
弁理士の鈴木康介です。

今日は、特許権と、商標権及び意匠権の違いの話です。

特許権と、商標権及び意匠権とは、権利付与までのプロセスが少し異なります。

どのような違いがあるかわかりますか?

商標権及び意匠権は、申請書類を特許庁に提出すると、中身の審査が行われます。

そして、その審査の結果に応じて、権利が付与されたり、拒絶されたりします。

これに対して、特許権は、申請書類を特許庁に提出しただけでは、審査が行われません。

特許権の権利付与のプロセスでは、審査を行ってもらうために、審査請求(審査請求費用を支払う)手続きが必要になります。

つまり、申請書類を特許庁に提出しただけで、特許権が付与されるわけではないので、ご注意ください。

お読み頂きありがとうございました。

0 件のコメント: