2011年3月25日金曜日

被災地へのお金の流れ方

こんにちは、

プロシード国際特許商標事務所弁理士の鈴木康介です。

今日は、被災地へのお金の流れ方の話です。

本日、前の会社の集まりで、被災地に行ってこられた方の話を聞かせて頂きました。
被災地へお金を流すには、以下の4つの方法があると思います。

1.ふるさと納税※1

 メリット:地元復興に直接つながると言われていました。
      ご自身の地元が被災されている場合には、よい選択しかもしれません。

 デメリット:役所も破壊されているので、資金が有効活用されるまで時間がかかるかもしれません。

2.義捐金(赤十字や共同募金)

 メリット:被災者の方に直接渡されます。

 デメリット:被災者の方にお金が行くまでに時間がかかります。
       阪神淡路大震災の頃は、10ヶ月近くかかったそうです。
       集まった義捐金を分配するためには、色々と手続が必要だからだそうです。

3.NPOへの寄付※2

 メリット:今現地で活躍している方にお金が行きます。
      例えば、オックスファムジャパンは、携帯ラジオ15,000個を被災地の方々に配布するそうですし※3
      国境なき医師団は、医師を被災地に派遣しています※4

 デメリット:何処に寄付したらよいかなかなかわからないことです。

4.復興ファンドの購入(例えば、野村證券)

 メリット:出したお金が増えるかもしれません。

 デメリット:信託報酬の一部を寄付するので、お金が現地に行くタイミングが遅くなります。

個人的には、初期に実績のあるNPOに現地で活動してもらい、復興期に寄付金やふるさと納税を出来ればいいと考えています。

阪神淡路大震災でも復興までに10年近くかかったと聞いています。
今回の大地震も復興するまでにそれ以上の時間がかかるでしょう。

継続的に関与していきたいと思っています。

お読み頂きありがとうございました。
ご指摘やコメントを頂ければ幸いです。


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<参考>
※1 総務省のサイト

※2 Give Oneのスタッフブログ

※3 オックスファムのサイト
 
※4 国境なき医師団のサイト

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