2011年1月19日水曜日

中国商標を選ぶ時に忘れがちな重要事項

こんにちは、 あとで読む
プロシード国際特許商標事務所弁理士の鈴木康介です。
今日は、中国商標を選ぶ時に忘れがちな重要事項の話です。

何かと言いますと、日本語と中国語は、同じ漢字を使っていますが、外国語だと言うことです。

よく知られた例ですが、”手纸”ってどんな意味かご存じですか?

”手纸”は、”トイレットペーパーやちり紙”という意味です。

このため、「母が手紙を送ってくれた。」と言う意味のつもりで「妈妈给我送手纸了。」と書くと、実際は、「母がトイレットペーパーを送ってくれた。」と言う意味になってしまいます。

また、中国語も生きている言葉なので、徐々に意味が変わってきます。

古い教科書などでは、”小姐”を”女性の店員さん”の意味で紹介しています。

最近では、別の意味が出てきており、上海や北京ではあまり使わないようです。店員さんを呼ぶときは、”服务员”などを使うことをお勧めします。

このように、中国語でも言葉の意味は、変わって行きます。

中国語で会社名や商品名を中国商標出願する前に、一度現地スタッフや現地事情に詳しいものに見てもらい、現地の目で変な名前・意味になっていないか確認されることをお勧めします。

絵はがき屋さんが、会社名に”手纸”を使って、中国人にトイレットペーパーの会社と間違えられると悲劇ですから。。。

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